育毛剤には4つのタイプがある

育毛剤は、大きく4つのタイプに分けることができます。

    1. 男性ホルモンを抑制するタイプ
    2. 血行を促進するタイプ
    3. 毛根に栄養を補給するタイプ
    4. 毛母細胞を活性化するタイプ

自分の頭皮・体質などをチェックしたうえで、どのタイプの育毛剤が自分に合うかの判断をする必要があります。それでは、一つ一つ見ていきましょう。

男性ホルモン抑制タイプ

男性の薄毛のほとんどは、男性型脱毛症(AGA)です。男性型脱毛症は、男性ホルモンの影響が大きな原因とされています。男性ホルモンと言う名前はよく聞きますが、いったいどのようなものなのでしょうか?

男性ホルモンとはそのほとんどがテストステロンという物質でできています。テストステロンの効果としては、ヒゲや太い骨格といった男性らしいたくましい体をつくることはもちろん、筋肉の増加やバイタリティを高める作用、男性性器の発育と機能の維持や性欲を高める作用もあります。

このテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによってDHT(デヒドロテストステロン)という物質に変わります。このDHTが、髪の毛に対しては悪影響を及ぼし、抜け毛の原因となるのです。その原因となる男性ホルモンを抑えることで、抜け毛・薄毛を改善することができます。

男性ホルモン抑制タイプの育毛剤は、DHTの発生を防ぐために、5αリダクターゼの分泌を抑える働きがあります。それによって毛髪サイクルを正常化し、前頭部と頭頂部の薄毛を改善することができます。

父親や祖父など、家系的に薄毛の人がいる人に向いている育毛剤です。

男性ホルモン抑制タイプの育毛剤について詳しく

血行を促進するタイプ

人の体に必要な酸素や栄養素は、血液によって体中に運ばれます。運ばれてきた栄養を細胞が受け取り、それを使うことでその細胞は成長するのです。心身ともに健康であれば、血液中から豊富に栄養素が運ばれます。

しかし、頭皮環境の悪化や加齢、ストレス、運動不足、食生活の乱れなどが原因で健康が悪くなると、十分な栄養が頭皮や毛根まで届かなくなります。すると、毛根の機能が弱まり、抜け毛・薄毛の原因となってしまうのです。

血行を促進するタイプの育毛剤は毛細血管を拡張して血行を良くし、髪に必要な栄養素が頭皮・毛根まで届きやすくなる効果が期待できるのです。

運動不足や喫煙している人、ストレスの多い職場環境にいる人に向いている育毛剤です。

血行を促進するタイプの育毛剤について詳しく

毛根に栄養を補給するタイプ

人が成長し、健やかな体を保つためには多くの栄養が必要なのと同様に、健康な髪の毛の成長のためにも栄養は必要です。

血行を促進するタイプの育毛剤が体の内側から栄養を届けるのに対し、毛根に栄養を補給するタイプの育毛剤は外から直接栄養素を補い、それによって発毛を促し、薄毛の改善につながるのです。

睡眠不足など、生活習慣が乱れている方向けの育毛剤です。

毛根に栄養を補給するタイプの育毛剤について詳しく

毛母細胞を活性化するタイプ

毛母細胞というのは、髪の毛を作る元となる細胞。毛母細胞が活発に細胞分裂すると、元気な髪が生え、健やかな毛髪が成長します。

しかし頭皮の環境が悪化すると毛母細胞の働きが弱くなり、抜け毛や薄毛につながってしまうのです。毛母細胞を活性化するタイプの育毛剤は、髪の毛の生産元である毛母細胞を直接的に活性化し、元気な髪の毛が生える環境づくりをしてくれます。

ダイエットや仕事の都合などが原因で食事の栄養バランスが乱れている人向けの育毛剤です。

毛母細胞を活性化するタイプの育毛剤について詳しく

複合型の育毛剤も多い

現在では、上で挙げたタイプの特徴を複数持っている「複合型」の育毛剤も多くあります。抜け毛・薄毛の原因は一つだけとは限りませんし、様々な原因が絡み合って、抜け毛が発生していることもよくあります。

様々な原因で薄毛に悩んでいる方、または原因がよくわかっていない方は、複合型の育毛剤がおすすめです。